5B病棟紹介
薬剤部の日常
2024-04-24
こんにちは。
暖かくなってきましたね✿
今回は5B病棟を紹介したいと思います。
5B病棟は消化器外科を中心とし、主な疾患は癌(胃がん、膵がん、大腸がん、食道がん、盲腸がん、胆管がん、肝臓がん等)、胆管炎、結石、胆のう炎、イレウス、腹膜炎、鼠経ヘルニア、虫垂炎等です。
手術目的や抗がん剤を用いて癌を治療する化学療法目的、医療用麻薬導入目的の患者様等がいます。抗がん剤治療は日帰りで行える外来がん化学療法の割合が多くなっていますが、入院でしかできない化学療法(2日以上かかる点滴)、化学療法初回導入時、患者様が入院で化学療法希望、前回の治療で有害事象発生等の場合は入院で行います。
薬剤師は、化学療法初回導入時に、製薬企業の患者様向けの資料と当院で作成している説明書を用いて、化学療法に関してやスケジュール、副作用、予防・対処法、注意点等を説明します。特に、化学療法の開始前に抗がん剤の副作用とその予防や対処法を患者様に十分に説明し、副作用に対する患者様の不安を緩和し、安心して化学療法を継続できるように心掛けています。
また、継続して化学療法を行っている患者様に対しては、聴取と血液検査から副作用が発現していないかを確認しています。必要に応じて、支持療法の処方提案や生活指導、副作用の程度によっては減量や休薬も提案します。
医師や看護師、栄養士などの多職種との連携も重要で、情報共有は積極的に行っています。
また次のブログもお楽しみにしてください♪