メニューを開く

新東京病院 薬剤部ブログ

blog

薬薬連携合同研修会

イベント

先日行われた、『松戸市薬薬連携合同研修会』の紹介をします。

「薬薬連携」とは、病院薬剤師と保険薬局薬剤師が連携して患者さんの薬物療法を支える取り組みです。

今回の薬薬連携合同研修会は、当院が担当しオンラインにて以下の3演題を話しました。

『泌尿器癌と乳癌の最近の話題と当院での取り組みの紹介』

『当院における肺癌化学療法導入について』

『入院患者における医療用麻薬自己管理導入へ向けた取り組み』

64名の方が参加して下さいました。

話題として、乳腺外科外来では抗癌剤を投与した2日後に再度外来に受診していただき、副作用予防のためのG-CSF製剤であるジーラスタ®投与していました。2022年12月にジーラスタボディポットという、おなかに貼るタイマーを備えた医薬品自動投与デバイスが登場し、使用を開始したことで、再度外来受診するという患者さんの負担が減っていることや、実際のボディポットの運用・対応等に関してお話ししました。

また、今年度より肺がんの化学療法が始まり、採用となったレジメンについてもお話ししました。

病院の様子を保険薬局の方に知ってもらえる良い機会であり、充実した研修会となりました。